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こんばんは。

お仕事は常として
新しい役割にチャレンジ(来月初めより)となり、
楽器の頻度を上げ、
二次創作書きまくり、
職場の先輩から漫画を貸して頂き、

そんなこんなです。

楽器が一番の大ピンチなので、「吹かないのは3日連続まで」「休日は必ず吹く」縛りで今月と来月やります。

うおああああ来月頭からどうにかできるのかなあああああ(不安。といいつつ多分なんとかする、大丈夫なタイプの不安)



ここ数日来てくださった方、ありがとうございました!
8月はもう、ほんと、数回しか現れないと思います、すみません。楽器頑張る。あとお仕事(おい)。
またお暇なときに覗いてやってくださいませ(´v`)





土佐弁難しいです。
(以下、二次創作(刀剣乱舞)です)




音集め屋シリーズの6つめ(タイトル未定執筆)なのですが、
それの、陸奥守吉行(坂本龍馬の佩刀)が出てくる場面、カットできればしたかったのですが、どうも、カットしないで行く感じになるっぽい…土佐弁、ネイティブじゃないと難しいね…。

っつうことで(どういうことなの)、加州と陸奥守の会話場面だけちょっと先行してここに載せます。なぜって、ちょっと餅草に見てもらったり、うっかり覗いた誰かが興味持ってくれたりしたらラッキーくらいな感じで(ねえよ)。まあ餅草編集長(!?)にゴーサイン頂ければいいなと。
音集め屋シリーズはまあ頭おかしい人が多い話なんでpixiv.にだけ載せています。

では以下、抜粋。
ある本丸にお邪魔してて、加州がふと散策(単独行動)してる場面。

***

 手作り感のある離れだった。木造の平屋。一箇所作られた縁側は、午前中の今、陽が差して暖かそうだ。手作り感がある、とはいっても、素人がやったにしては上手いような気がするし、かといって、本丸の建造物と比べてしまうと質素に感じる。
 足音に気がついて見ると、陸奥守吉行がやってきていた。
「ええもんじゃろ? 主専用の離れじゃ。皆で使うこともあるがの。温泉が湧いたがやき、そこに合わせて建てた」
 穏やかな陸奥守吉行だ。どうやらこの本丸の陸奥守吉行、加州清光との関係は悪くないようだ。
「あんたが?」
 いいや、と陸奥守吉行。
「初期刀の、陸奥守吉行がのう」
 加州清光は微かに目を見開いた。陸奥守吉行の表情にも声にも曇りはない。
「あんた、二振目なの? 初期刀のほうはどうしてるの?」
「もう何年も前に折れちょる。しっかし、流石は陸奥守吉行じゃと思わんか? ええもんこさえるのぉ」
 感心する陸奥守吉行。同位体の成したことに誇らしさすら垣間見える。一片の曇りもなく、悲しそうな様子も悔しそうな様子もないのは、加州清光からしてみれば不自然なことだった。
「…ねえ。その陸奥守吉行に嫉妬しちゃったりしないの?」
 問いかけると陸奥守吉行は控えめに笑った。
「無い…っちゅうたら、嘘になる」
だがどこまでも、清々しく答えた。
「こん陸奥守吉行は、主の特別な刀じゃ。けんども、わしも皆も、また違うた特別やき。どっちがええっちゅうこたぁない」
「そっか」
 応じた声に安堵が微かに滲むのが、加州清光自身にも分かった。陸奥守吉行でも、まったく嫉妬しない、なんてことはないのか、と。
 ぽつぽつと立ち話をしていると、この本丸と、この陸奥守吉行と、ここの審神者の穏やかさが伝わってきた。いい本丸なんだな、と感じると同時に、斬る斬らないは別として、と、音集め屋の加州清光は思う。
「ある時まではこん陸奥守吉行が、今りゃーわしが、主のそばにおる。主は、みーんな連れ立っとぉす。わしら皆で世界を掴む。わしは、こん陸奥守吉行がおった歴史の先を、わしらみーんながつくる世界を、見に行くぜよ」
「ふーん、そっか」
「おまんはどうじゃ? 夢はあるがか?」
「俺?」
 聞き返されて、加州清光は考える。
「俺は…夢っていうか、今、主が生きて俺を連れてくれることが一番、かな」
 保守的にも思える加州清光の答えを、陸奥守吉行は茶化さなかった。加州清光の歴史と、その優しい笑みを見れば、茶化すことなどできなかった。
「…ほうか。今なくして未来は無い。大事なことじゃの」
 一切の否定が無かったことに少々驚きながらも、加州清光は微笑んだ。
「優しいね、あんた」
「じゃがの、今だけで、ええがか?」
 さらりとした問い掛けに、加州清光も当然のように首を横に振る。
「良くないよ。…でも、もし今だけだとしても、悪くはない」
 ふと瞳の奥に蘇るのは、審神者の終わり、音集め屋のはじまりの日の、主の姿。正義と悪。鬼と人。
「主は…誰よりも、歴史を守ろうと…戦い続けてる」
 主の”特別”はあの日折れた。あの時斬られるはずだった鬼と、主は今も対峙している。
「俺は、なにがあってもさいごまで主に付いて行く」
 ほうか、と静かに応じたかと思うと、陸奥守吉行はぱっと笑顔になった。
「ほいたら、笑え!」
「え?」
「そがぁなしみったれた顔しゆうと、いつの間にか視野が狭ぁなる。まぁた時代に取り残されるぜよ!」
「言ってくれるね」
 少しむっとしつつ、「しみったれた」と言われた加州清光は思わず自分の顔を両手ではさんで俯いた。
「元の主の歴史も、今の主の未来も、わしらが守る。そうじゃろ、加州?」
 当然だが、陸奥守吉行の声は、どの陸奥守吉行とも同じ声で加州清光を呼ぶ。
 主の未来を守る、と、加州清光は反芻した。
「そーね。…ねえ、陸奥守」
 ん? と陸奥守吉行。
「俺はやっぱり、嫉妬しちゃう。多分、陸奥守みたいにさらっとした感じじゃない気持ちになる。可愛くないよね。でも、だからこそ主のことがちょっと分かると思う。可愛くない気持ちも、俺なんだ…。可愛い方がいいけど、多分、あんたみたいに綺麗だったら、俺は今ここにいないと思う」
 陸奥守吉行は真面目に聞きながら、滅多に言われない形容詞に少々戸惑った。その様子に加州清光は、さらりと相手を綺麗と言ったことに気がついたが、まあいいかと流した。
「だから、常日頃から。ちゃんと可愛くするようにもっと気をつけるよ」
 にっこり笑うと、陸奥守吉行は頷いた。
「おう、笑顔が一番じゃ!」
「ふふ、にっかりみたい」

 主の未来を守るとは、主の正義を守ることなのか、主の命を守ることなのか。本来、両立するものなのだろうなと、加州清光は考えた。
 主の正義は、主が殺してしまわない限り、死にはしない。そしてきっと、鬼に喰われてしまう前に、主は死に場所を見つけることだろう。
 どんな未来でも、見届ける。さいごまで、守る。今、主の隣にいるのは初期刀ではなく加州清光なのだ。



特に私が、微妙かなぁと思っているのは、

「ある時まではこん陸奥守吉行が、今りゃーわしが、主のそばにおる。主は、みーんな連れ立っとぉす。わしら皆で世界を掴む。わしは、こん陸奥守吉行がおった歴史の先を、わしらみーんながつくる世界を、見に行くぜよ」

「…ほうか。今なくして未来は無い。大事なことじゃの」

で、
ひとつめは「連れ立つ」は他に言い換えがないのかとか「今は」を「今りゃー」にしてみたけど本当にいいのかとか
ふたつめは「大事なことじゃの」は「たしないことじゃの」にしても良いのか(したほうが良いのか)とか


わかんねえ
もう、分からないなら、素直に、しないほうがいいのだろうか。

土佐弁難しいよぉぉ・゜・(ノД`)・゜・

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