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こんばんは。

完全にキャパオーバーな勤務が終わりました。
HPは全然、余裕です。
MPやっべえです。でもまあ、もう魔法は使えないけど、死ぬかんじのMP消費の仕方ではないです。

復習して明後日が本番。いくぜ。


それはともかく
必要以上に急かしたり、さっき言ったでしょとか、そんなのわかるでしょとか、そういうことを言わずに一日教えてくださった我がプリセプター様はほんとに神。あなたが神か(真顔)。

どうやったらあんな人間になれるのだろうか不思議だ。

今から復習する。出来ないなりに頑張る。

涙出そうなくらいキャパオーバーなときって成長するんだよね(体験談)。キャパ広がるんだよね。
職場の皆様には大変申し訳ないけれどやらせていただく。マジで駄目そうなら降ろしてくれ、上司殿。

よしいくぜ。



でも先日書いちゃってた二次創作は投下していきます。
刀剣乱舞。

◆監査官殿に煮干の味噌汁を振る舞いたい
(歌仙(極)・同田貫(極)・前田(極)・和泉守(極)・堀川(極)・次郎太刀
※イベント「聚落第」 洛外ボス撃破後、少し進んだ程度(山姥切国広はいない部隊) までを踏まえています。監査官台詞バレ2つあり。
※監査官に少しだけ喋らせてしまいました。キャラ崩壊させまいとしていますが、崩壊していたらすみません。
※イベントの今後の展開によっては、大きな加筆修正がありえます。(書いた当時はネタバレをうっかり目撃していませんでしたのでね)。





 聚落第、内部。
 もう少し敵の数を減らしておきたいところだが、と、歌仙兼定は部隊の面々を見ながら、つい先程撃破した敵部隊の機動力を思い出した。陣形の問題、刀装の問題とあるが、ともかく、場合により前田藤四郎以外は機動力負けすることが分かった。堀川国広も、刀装のせいもあるが、例外ではなかった。
 比較的古株ばかりで臨みここまで来た初陣だったが、この先、屋内にも入るはずだ。本丸に残す戦力も考え既に交代した鶴丸国永に次いで、今回あまり刃を振るえていない次郎太刀は交代したほうが良いように思えた。次郎太刀自身も、どうやらそう感じている様子だ――「本丸入ったら、あんたたちが頼りだろうからねえ」と前田藤四郎に笑いかけていた。
 復帰地点からそう離れていない今こそ頃合だと感じて、歌仙兼定は皆を振り返る。
「撤退だ。この先、被害を最小限に敵の数を減らし進むために、部隊の再編成を主に提案する」
 了解、と、当然と言うように受け取る和泉守兼定。
 暴れ足りなかった同田貫正国もまた、了解を示す。そして歌仙兼定に、ぼやいた。
「暴れるには敵が少ねえよなぁ、ここは。待機のほうが長いしさぁ、俺には合わねえぜ」
「そうだね、君は厚樫山のほうが好きだろう?」
 撤退直前、監査官が呟いた。
「撤退か…失望させてくれる」
 その挑発的な音を拾ってしまって、歌仙兼定はすっと振り向いた。
 洛外の将を倒したときも、まだまだだな、などと言うのを聞いてしまっている。あの時は何も言い返さなかったが…。
「聞いていましたか、監査官殿。この撤退は、戦略です。このまま進めば被害が出始めることは、文系の僕でさえ予測できますよ」
「屋内での戦闘は最初から予測できたはずだがな」
「同部隊で出陣し続けることの負担を、思いやりのある我が主は考慮してくれるのですよ」
 監査官の表情は見えないが、”思いやり”という言葉にあまり良い反応を示さなかった、ように見えた。
「…あまり時間を掛け過ぎないようにするんだな」
 歌仙兼定は、監査官の言葉など気にしていない、という素振りを見せ、部隊の面々に笑いかけた。
「さあ、帰ったら久しぶりに、僕が甘味を振舞うよ」
 そして監査官を振り返った。
「監査官殿は、かるしうむが不足しておられるように見受けられます。甘味よりも、煮干しで出汁をとった味噌汁を振舞って差し上げましょうか?」
 監査官は、恐らく、なんのことやら理解できなかったのではないだろうか。何も言わなかった。
 要するに、人を煽るような言い方ばかりしてイライラを伝染させてくる監査官にはカルシウムを摂取してもらって、イライラする物言いを減らしてもらおうということだ(最も、監査官自身がイライラしているのか、性格なのかは、分からないが)。
堀川国広が苦笑した。和泉守は呆れた。
「歌仙さん…」
「之定ぁ、回りくどくて分かんねえよ!」
 和泉守の言う通りだぜ、と同田貫正国。そして監査官に向き直って、意訳し言い放った。
「いちいち煽ってくんなよ、うるせえ。歌仙の味噌汁食って、カリカリすんの止めろ」
「その言い方はありません、同田貫さん」
 ビシ、と前田藤四郎が突っ込んで、監査官に謝った。
「失礼しました。監査のお仕事、大変ですよね。僕たちも、監査官殿を困らせないよう、そして歴史を守るために、この任務を果たす心積もりです。そのためにも疲労を放っておくのはよくありませんから、監査官殿も、よろしければ一緒にお味噌汁を食べましょう?」
「おい」
「ぶっは!」
 結論〝味噌汁を食え、煽るのやめろ〝は同じなのかよ、とばかりに突っ込んだのは同田貫正国。吹き出したのは次郎太刀。笑って、監査官に話しかけた。
「要するにさ、一応、一緒にここへ出陣してるわけだからさ。立場は違えど、それなりに仲良くやりたいってことだよ。監査官殿。帰ったらお酌してあげよっか?」
「…いいから早く撤退するならしろ」
 最も的確な突っ込みがようやく為された。



◆続 く のか?

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