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こんばんは。21日ふたつめ。
◆ふたりの小話(3・オルトとシュライン)は続きから。

仕事に行きたくない病が発症中!

なんていうか、まあ、仕方ないですわ。定期定期。

本当に辞めたくなったら、問答無用で辞めればいいしね。問答無用でやめることによる色々を超えてでもとにかく辞めたいわけだからね。
幸い私は現在の職種以外にもわりかしすぐ就職できる仕事の経験があるし(絶対アルバイト~パートだけど)。

…いまいち収まらないな…(行きたくない病)。
あれか、辞めたいじゃなくて、休みたいだけか…。困るこれ(´・ω・`)
でも明日はだいじょうぶ。HPノーマル~ハードの、MPは多分ノーマルの難易度だと分かっているから。

あばばばば~~~~~~
セルヴァ~~~~~~(行きたくない病のときは、わりとセルヴァに救われます。ただじっと待っててくれたり、仕方ないなって感じの表情で振り返ってくれたり、「それで? どうするの?」ってただ聞いたり…私の返答が結局「行く」であることを分かってて聞くんだよ奴は。)。



つづきから、ふたりの小話(3・オルトとシュライン)です。
FaO:RⅡ-2よりもだいぶ前のお話です。まだ、ふたりだけだった頃。



◆ふたりの小話(3・オルトとシュライン)


 木の虚は、半分雪で埋もれていた。魔法で雪を吹き飛ばして虚から出る。森は真っ白だ。
 冷たい空気に白い息が溶けた。シュラインに教わって寒さよけの魔法を使っているから、風邪をひく心配はない。
 まっさらな雪。踏み出すと、くっ、くっ、と鳴る。
『ふゆのひのあさ』
 と、不意にシュライン。
「さむいあさ」
 とオルトが応じた。すると、
『まっしろ ゆきが』
 と心地よいリズムで言うので
「降り積もり」
 とオルトも言いながら大きく一歩踏み出す。
『くつくつくつくつ』
 シュラインが上手に雪の音を真似た。オルトは楽しくなった。
「踏むたびに」
 ぽんぽんっと雪の上を歩く。
『笑うみたいで』
 優しい声。幸せな声。
「もういっぽ」
 オルトが踏み出すとまた、
『くつくつくつくつ』
 シュラインが言うのに合わせて、また、ぽんぽんっと。
「ゆきわらい」
 足跡がぽんぽんと続く。
『くつくつくつくつ』
 まるでシュラインが笑ったみたいで、
「きみわらう」
 と言ってオルトは笑った。

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3月31日です。
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