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こんばんは。
じつはサイトが3月31日バースデーでしたおめでとうありがとう←
10周年くらいには何かやりたいですね。
3月31日に拍手を頂いておりました。めっちゃ嬉しかったです。ありがとうございます!
そして今日4月2日はセルヴァのたんじょうびです。
セルヴァはあの生い立ちで、自分の産まれた日がいつか覚えていないのですが、
…突発的に書きました(つづきから)
メタなこといえば、セルヴァの誕生日が今日であるのは、
イラスト頂いた第一号がセルヴァであり、頂いた日が4月2日であったからです。私以外の人に認識され、アウトプットされる…それを、うまれると言わずに何と言いましょう。(フィーリングで読んでくださいね厳密で野暮なツッコミはなしで)
*
3月というねんどまつ倒しましたね…!
次は4月です妥当4月
手洗いうがいしっかりしながらがんばりましょう。皆様も是非お気をつけて。
また遊びに来てくださいませ~!ヽ(´∀`*)ノ
*
以下、かなり突発的・衝動的に書いてしまいました。
口調,季節や時期,食べ物描写などはちのち修正可能性ありです;
*
じつはサイトが3月31日バースデーでしたおめでとうありがとう←
10周年くらいには何かやりたいですね。
3月31日に拍手を頂いておりました。めっちゃ嬉しかったです。ありがとうございます!
そして今日4月2日はセルヴァのたんじょうびです。
セルヴァはあの生い立ちで、自分の産まれた日がいつか覚えていないのですが、
…突発的に書きました(つづきから)
メタなこといえば、セルヴァの誕生日が今日であるのは、
イラスト頂いた第一号がセルヴァであり、頂いた日が4月2日であったからです。私以外の人に認識され、アウトプットされる…それを、うまれると言わずに何と言いましょう。(フィーリングで読んでくださいね厳密で野暮なツッコミはなしで)
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3月というねんどまつ倒しましたね…!
次は4月です妥当4月
手洗いうがいしっかりしながらがんばりましょう。皆様も是非お気をつけて。
また遊びに来てくださいませ~!ヽ(´∀`*)ノ
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以下、かなり突発的・衝動的に書いてしまいました。
口調,季節や時期,食べ物描写などはちのち修正可能性ありです;
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「フィオ、もうすぐ誕生日だったね」
エルミオが突然そう言った。4月、セルヴァがふたりと旅立って何日だろう。街の宿の食堂。パンの欠片でシチューを掬ったフィオリエは、おお、と。
「よく覚えてるな」
シチュー付きパンを口へ放り込んで言う。
「3人になったことだし、ちゃんと誕生日パーティやってみる?」
「いや、3人…、…いやいいよ、気持ちだけ貰っとく」
「もう”フィオ除いたら1人”の誕生日じゃないよ」
「俺除いたら2人だな。別にいいよ誕生日なんて。祝うやつのほうが少ないだろ」
「エルフはそうだろうけど、ヒューマンや小人は祝うほうが多いよ。俺の会ってきた人たちはね」
へえ、というフィオリエと、そうなんだ、というセルヴァの声とが重なった。
「セルヴァの誕生日はいつ?」
エルミオが尋ねた。そこにはいつものようにただ単純な興味だけがある。セルヴァはじっと見返す。
「わからない」
「いつ生まれたかがわからないということ?」
「うん」
「そうか。俺もだ」
ふうん、とセルヴァは少し目を丸くした。ふたりの会話をじっと――いくらかエルミオに責めるような視線を向けて――聞いていたフィオリエは、ふいとうつむいてコップに手をかけた。
「今日にする?」
唐突なエルミオの発言に追いつくのに1秒。フィオリエは、は、と間の抜けた声と共に顔を上げた。セルヴァが一瞬目を輝かせたのに気がついた。
「…いいよ、エルフ族は誕生日祝わないんでしょ」
と、ちらとフィオリエを見てそっけなく、あと少しあったシチューを食べる。たまねぎを避ける。
「10歳は祝った」
フィオリエの言葉にセルヴァはまた、あの目の輝きを見せた。でも、と言えば、ちらちらと何かほの暗い躊躇いがよぎる。それが光を消してしまう前に、フィオリエは笑った。
「記念に何か買いに行くか」
「そうだね。そうしようか、セルヴァ」
エルミオに尋ねられて、それでもまだ躊躇うセルヴァは頷かない。
「…僕、15歳くらいだよ」
「うん、じゃあ四月二日、今日で15歳かな」
「15か。おめでとうセルヴァ! 街の中央のほう見に行こうぜ」
ありがとう、と、ほのかに笑ってセルヴァはうつむいた。
「でも、あんまり、嬉しいと思わなかったんだよ、あの時」
フィオリエは、いつのことかと首をひねり、エルミオは当然のように、そうなんだ、と頷く。覚えすぎなんだよお前、ともう慣れた突っ込みをフィオリエがぼやく。
あの時はまだ、”人さらい”への真っ黒い感情を持て余し、間違いだろうが、罪悪感や嫌悪感の中であろうが、突き進むしかなかった。うまれた日、誕生日など、祝われても、ただただ後ろめたかった。
「今は、良かったと思ってる。誕生日をくれてありがとう」
どういたしまして、とさらりエルミオ。
まぁいいかとフィオリエは、思い出すのは諦めて促す。
「さっさと済ませて帰ろうぜ。リオナさんとアリアちゃんが待ってるだろ」
「うん」
何度目のこの日か数えてはいない。気が遠くなる。その遠い遠い中にいつでも今日を、きっと思う。四月二日、リオナとアリアと過ごしたのはまだたった9回。特別な日、たった一度の今日よ。
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