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ふたつめ
小話のカテゴリーつけたものの、分類する場所がないので、もしまたこの分類で書く事があればリンク繋げるかもしれません。
「すべて賭けよう 与えられた 時の中で輝いていたい
ただ息をしてここにいるだけ
それだけなのに溢れ出す気持ち
僕には僕の幸せがある そう思えるだけでどれほど
この瞬間が愛おしいほど 光を放ってゆくよ」
って歌詞がとても好きです。聴いて覚えたやつなので詳細違ったら失礼。
(※下記とは全く関係ないです)
*
小話のカテゴリーつけたものの、分類する場所がないので、もしまたこの分類で書く事があればリンク繋げるかもしれません。
「すべて賭けよう 与えられた 時の中で輝いていたい
ただ息をしてここにいるだけ
それだけなのに溢れ出す気持ち
僕には僕の幸せがある そう思えるだけでどれほど
この瞬間が愛おしいほど 光を放ってゆくよ」
って歌詞がとても好きです。聴いて覚えたやつなので詳細違ったら失礼。
(※下記とは全く関係ないです)
*
「いや…自分のしてることって、意味あるのかねえ」
ついうっかりそう言ってみてしまった。
すると答えてくれた。
いや、質問で返された。
「どう思う?」
いや、と自分。
「分からないから言ってんだけどさ。よく分かんないや」
そうか、分からないか、とその人は繰り返す。
「どうしてそんなことしてるんだろう? どうして始めたの?」
「…」
それは自分が一番よく知っている。
意味を付けるのは、自分だけだ。
始まりの心は、今うっかり忘れただけで、確かに自分だけが抱いた心だったはずだ。
温め直したお茶を飲んで、ふう、と一息。
「今、うっかり、疲れてただけだわ」
「そうか」
「うん」
「今夜はもう仕事は終わったんだね」
「そうだねえ。またあしただわ」
「ゆっくり休んでね」
「うん。…寝れるかねえ」
「お話でもしようか」
「頼みたいくらいの気分だわ」
でも、いいわ。断った。
「全部私のもんだったわ」
「…こんなこと言ったら怒るかもだけど。なにそれ羨ましい」
本気で言っていると知っているので、笑ってしまった。
「また明日だわ。マジで疲れてたら起きれんし辞めるし他の場所へ行くよ」
「世界が広くてよかったね」
「ほんとそれ」
「辞めれるんだね」
「いや、っていうか、やめざるを得ないよそんなん。人いなくて辞めれんとか、辞めるなって言われるとか、言ってる友達いるけど、それでなんだかんだこなせるの凄すぎ意味わからん。体調崩す前にほんとに辞めてほしい、死ぬなと言いたい。
いや、仕事なくなったら金なくて死ぬ、みたいに言われるけど、金なくなる前に死ぬわそんなん。
…一言で言えないのもわかってるけどともかく私は幸い、辞めれる。だから続けるよ」
「分かんねーけどよかったな」
「ありがとう、ククロ」
「俺、ククロ?」
「ククロっぽいなと思った」
「じゃあ、俺はククロだったんだな」
「付き合わせて悪いね。
やけくそで、意味あんの? とか言ってみただけだよ。全部分かってて言ったんだよ」
***
途中から、サブメインの「夢」の、10年後くらいの話っぽいなと思いました。
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