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(ミリしらファンタジーはつづきからです)
テイルズスキット(夏祭り。2016)、聞いてみてるけど…
…ああ、いいね…(心の底から)
ますますゼロスが好きになる。以前あった、テイチャンの、小野坂さんとビバくんが話すやつで、
小野坂さん「ゼロスは…俺自身だからね」
っておっしゃってましたが。ほんまにねえ…! 素で喋ってもずっとゼロス。
*ちょっとのネタバレでも嫌な人のための反転*
ゼロス、レイヴン、ザビーダの感じめっちゃ好き(笑)
タイガーフェスティバル兄貴めっちゃ好き。ミスチグwwwww
ツボるユーリ(鳥海さん)が見れます。マジでツボりすぎてます。
*以上*
*
今日も来てくださった方、ありがとうございました!
拍手ありがとうございまあす! これは、あれか。ミリしらファンタジーを楽しんでいただけた拍手かな? ふふっ。
またあそびにきてくださいねえヽ(´∀`*)ノ
*
えーっと。
あぁ、ダメだ、今日は絡みのあるキャラクターの裏設定と思ってたんですが、
MPと気持ち的に無理っぽいので、書いてあった短文(レインとフィア)載せときます。
短文プラス、裏設定も。
フィアは、ほんとうはフレイヤです。
*
刺すような視線を向けたまま、彼女は温度のない言葉を突き出す。
「今のキミに、ヴァーミリオンは不相応だ」
承認者であったフレイヤの言葉を、男は否定することなく立ち尽くしている。
殺伐とした室内。雨の音が世界を遮断する。フレイヤと男の間に在るのは、手の届かない程度の距離のみ。否定する言葉も、男の中には存在しない。
ふっと力のない笑みが口元に現れる。だらりと垂らしていた腕をのろのろと持ち上げ、フレイヤに向けて差し出したのは、小刀。控えめな赤色の凝った装飾が印象的だ。実用品としてよりも骨董としての価値が高いのではないかと思える。
小刀が差し出されてもフレイヤは、合わない視線をうつむき気味の男へ向け続けた。
「フレイヤ、貴女がヴァーミリオンだ」
男の唇から、響いた低音。同時に、男の体全体から、赤い光のような力が解け出て、小刀へ収束した。フレイヤは目を見開き、だがすぐにキッと睨むように、険しい表情をみせた。3歩、小刀に手が届くところまで近づく頃には、フレイヤは冷たい無感情な目で男を見ていた。
無造作に小刀を掴む。
「私が」
一瞬、間があった。
「ヴァーミリオンだ」
小刀からあの赤い力が溢れ、フレイヤを包む。全身包まれ、馴染み、やがて何事もなかったかのように薄暗い室内に戻る。
男は小刀から手を離した。
フレイヤは小刀を手に、踵を返した。ようやく、はじめて、男から視線を外す。そして二度と男を見ないまま、雨の中へ出ていった。ふぅ、と短く早い溜息を置いて。
それは失望だ。怒りも呆れも内包した、決別の徴だ。男はそう感じた。
何者でもなくなった男は、どこに行く理由もなかった。ここにいる理由もなかった。
*
この短文のあと、事情を説明するためだけに続きがあるのですが、文章としてはここで切ったほうがいいなーと思ったので、一旦区切ります。(っていうか、最初に浮かんでたのは上記の部分だけでして、以下は何があったのか考えていくうちに後付けしたものなんです)
ではでは続き…というか、裏設定(暫定。飽くまで暫定)の説明のためだけに書かれた続きをどうぞ。
*
世界と弟分を天秤にかけ、男は、弟分を取ったのだ。これまでの自分の世界であった旅団を否定して、失った。どう生きていけばいいのか分からなかった。それでも男は、与名の主に課せられた理不尽を…というより、弟分に課せられたその理不尽を、許容できなかったのだ。
与名の主は、他にも《金》と《銀》がいるだろう。
ブロンズ《銅》の主であった弟分を救うために行動した。これはただのエゴだった。よく分かっていた。それでも動かざるを得なかったのだ。
*
ミュゼ様に出会って、レインと名乗った。
もう旅団と関わることもない。与名のことも、口に出さなければ関係ない。幼い頃から教え込まれたことと共に罪悪感に蓋をした。
ところが、《金》の主が現れた。街の孤児院のフェリックス先生のところへやってきた少女がそれだった。
《金》の主と《銀》の主は、大魔女が娘のように育てていると聞いていた。少なくとも旅団で聞いた情報ではそうだった。
彼女たちは幸せな家庭の中で、短いが幸せな人生を送るのだろうと、都合よく暖かな言葉で自分に言い聞かせていたのに。
――俺にどうしろというんだ。
ブロンズ《銅》の主であるアランが、救われるだろうと信じて過ごすだけでは、許されないようだ。
与名持ちが願いを叶えたら、用いられた与名の力は10年使えなくなる。今、アランともうひとりを、奇跡的に助けることができたとして、あとひとりは、確実に、10年待つ事になる。どう効率的に与名を用いても、足りない。
その上、ふたり目の与名の主を助けるとき、そのあとひとりの与名持ちは、ふたり目を助けることを願ってくれなければならない。そうでないと与名の力がどう考えても足りない。
与名の主が物であれば、与名の力が失われてまた別の物に宿るだけだ。だが与名の主が人である場合、与名の主の寿命が削られるという。これまで、金銀銅の与名持ちが願いを叶えたとき、与名の主はより短命で、長くても26までしか生きていないと聞く。
――俺に、どうしろというんだ…。
「与名を持つ全員で、与名を廃止することを願ったら、どうなるのかしら」
ミュゼ様…お嬢様はおっしゃった。
与名は全部で14。与名の主が人なのは、現在では金銀銅のみ。白、黒、灰は特に聞いていないが、つまり物なのだろう。赤以下は必ず物だ。与名持ちが14人そろっているとも限らない。現在発見されていない与名の主もある。紫と空だ。与名の主を見つけ、与名持ちを存在させ、かつ、全員に同じ願いをもたせる。与名持ち14人と、与名の主3人に。
無茶だ。
フレイヤ、貴女ならどうする。旅団がやらなかったことを、やるのだと言うこのお方を、貴女なら止めるだろうか。与名は宿命だと。
ならば俺は、そうではないだろう。
「困難極まりない道です」
「そうね、きっと」
でも、とお嬢様は笑う。
「貴方がいてくれるでしょう? 私も、貴方も、居てもたってもいられない。きっとまた誰かも、私たちのように望むわ。なら、私たちから始めていたほうがいいじゃない」
*
って感じかな!(コピペしただけ。読んでわかるのかどうか、確認するMPがないです。すみません)
レインっていうのは多分、フィアと同じ感じなのでしょうね。フレイヤではなくフィア。***ではなくレイン。
とりま、レイン、アランは元旅団で、フィアは現在も旅団。
まだ妄想しきってないのが、
なぜ旅団は、やらなかったのか?
色々候補案は妄想してますが…。
あと、ミュゼの口調がもうちょっとなんかな~。
でも、ミュゼはフィオーラと違って生まれたときからこの家庭だから、こういう口調かな~どうかな~。
フレイヤはレインを尊敬してたとこもあるんだろうなあ。4つ年上の《赤》もちの強いお兄さんだぜ? そりゃかっけえわな。